医療費の節約にご協力ください

ページID1003249  更新日 2022年4月1日

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医療の高度化や被保険者の高齢化等の影響により、一人当たりの医療費は毎年増加傾向にあります。
医療費が増えると、その費用を補うために国民健康保険税の引き上げも考えられますので、日ごろから健康に注意し、医療費の節約を心がけましょう。

上手な受診で医療費節約

医療費の節約には、医療機関のかかり方や薬との付き合い方を見直すことが有効です。

セルフメディケーションについて

セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」です。
健康管理には十分に注意し、軽度な体調不良のときにはOTC医薬品(処方せんなしで購入できる市販薬)を購入して対処するか、医療機関で受診するかなどを判断しましょう。

かかりつけの医療機関を持ちましょう。

安心して日ごろから相談できる「かかりつけ医」を持ちましょう。
紹介状なしで大病院の外来を受診する場合、別途負担があります。まずは、かかりつけ医で受診し、必要があれば紹介状をもらいましょう。

同じ病気での重複受診はやめましょう。

同じ病気で複数の医療機関にかかる重複受診はやめましょう。
医療費が増えるだけでなく、重複する検査や投薬によって身体に悪影響を与える場合があります。

かかりつけの薬局を持ちましょう。

かかりつけ医だけでなく、「かかりつけ薬局」も決めておきましょう。
過去に調剤した薬や相談の内容を記録し、体調や体質なども理解したうえで薬を出してくれるので安心です。
また、複数の医療機関にかかっている場合でも、薬の情報をまとめて管理してくれるので、薬の重複がないか、飲み合わせの悪い薬が出ていないかなどをチェックしてもらえます。

かかりつけ薬局があればポリファーマシーや重複服用を回避できます。

ポリファーマシーとは、複数を意味する「Poly」と調剤を意味する「Pharmacy」を合わせた言葉で、多剤服用等と訳されます。これは単に服用する薬剤数が多いことではなく、多くの薬を服用することにより副作用や薬物有害事象(薬物を投与された患者に生じた好ましくない、あるいは意図しない徴候、症状、病気)を起こすことです。
何種類以上の薬を服用すればポリファーマシーとなるという定義はありませんが、薬が6種類以上になるとリスクが高くなると言われています。
一日6種類以上など薬の種類が多いときや、薬が余ったときは、薬剤師に相談しましょう。医師に相談して、処方を調整してくれる場合があります。

 

「お薬手帳」を活用しましょう。

「お薬手帳」は、処方された薬の名前・量・日数・使用法などを記録できる手帳のことです。副作用歴、アレルギーの有無、過去にかかった病気などについても記入できます。
お薬手帳が複数あると、薬の重複や飲み合わせなどをチェックできませんので、必ず一人一冊にまとめましょう。
また、災害時や旅先での急病のときに、いつも服用している薬の情報を伝えることができますので、常に持ち歩くようにしましょう。

休日・夜間はよく考えてから受診しましょう。

休日や夜間などの時間外受診は割増料金がかかります。
急病人の治療に支障をきたす可能性もありますので、緊急性が高いのかどうかよく考えましょう。

医療費助成による安易な受診は控えましょう。

子どもや障害者など医療費助成の対象者は、保険診療分の自己負担額の全部または一部を助成されるため、負担感は少なく感じられますが、受診に伴い、国民健康保険は保険者分の費用(医療費の7割または8割)を支払っています。ご協力をお願いします。

ジェネリック医薬品を利用しましょう。

ジェネリック医薬品を利用すると医療費の節約になりますので、上手に活用しましょう。
詳しくは「ジェネリック医薬品を上手に活用しましょう。」のページをご覧ください。

定期的に特定健診などの健康診断を受けましょう。

病気の早期発見・早期治療は医療費節約につながります。定期的な健康診断を心がけましょう。
40歳以上75歳未満の国保被保険者を対象に、無料で受けられる特定健康診査(特定健診)を実施しています。
特定健診の結果、生活習慣改善の必要があると判定された方には、運動や食事に関する的確なアドバイスが受けられる特定保健指導をご案内します。

また、特定健診以外にも様々な健康診査を実施していますので、詳しくは「健康診査」等のページをご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

国保年金課
〒448-8501
刈谷市東陽町1丁目1番地
国民年金係 電話:0566-62-1011 国民健康保険係 電話:0566-62-1206 医療係 電話:0566-62-1207
ファクス:0566-24-2466
国保年金課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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